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見島牛
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「見島(みしま)」は、萩市沖から約45kmの所に位置する山口県最北端の離島です。

和牛の原型といわれるこの牛は室町時代に朝鮮半島から渡来して以来、

農耕牛として島人たちの生活を支えてきました。

日本の食文化の洋風化に伴い、和牛と西洋種との交配が進められるなか、

「見島牛」は離島に生息していたこともあり、純血を守りながら今日に至っています。

 

昭和3年には国の天然記念物に指定され、島内の限られた農家の努力により、

保護され大切に育てられています。

年に10数頭しか市場に出回らず、まさに「幻の牛」と言われているのです。

 

今から15年程前、萩に伺った時に出会ったのが、この「見島牛」でした。

どのブランド牛とも違う、その野性味ある力強い味わいに魅かれ、

シェ松尾松濤本店で、この貴重な「見島牛」 を提供をさせていただく

ご縁をいただきました。

 

当店では、この見島牛の血を引く、

貴重な「見蘭牛(けんらんぎゅう)」を通常提供していますが、

年に数回の「見島牛」入荷の際には、

是非皆様にもこの貴重な牛をお召し上がりいただきたいと思っております。

入荷時期や入荷量は直前にならないとわかりませんが、

こちらのHPをはじめ、Instagram等でお知らせしますのでご覧いただけると幸いです。

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